紬 | 着物買取専門店鑑定いちばん屋

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しょうざん柿渋染生紬

しょうざん柿渋染生紬を買い取らせていただきました。染織の名門である、しょうざんが制作した生紬で、その独創的な感性と、ひとつひとつ丹精を込めて作ったその丁寧さが支持されています。
糸は、弾力性があり、とてもしなやかで、上州赤城山麓で育った、春蚕（はるご）の玉繭を使用しております。
柿渋染にて染めた生地は鮮やかな柿色になっており、素材の良さが現れております。

2016年1月21日

本場結城紬みじん格子

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本場結城紬みじん格子です。この結城紬は高機で織られた産地物で、図案の作成から織りに至るまでの工程を一貫して制作された紬です。産地物の特徴が出ており、その土地の風土、歴史になぞらえた色合い、文様が色濃く出ています。

一見すると無地に見えますが、黒に近い灰色の下地と白の糸とで小格子が織り込まれています。本場結城紬らしく、着心地もよく、軽く、柔らかさを感じさせるものとなっています。　めっだった汚れもないので高価買取させていただきました。

2016年1月8日

本場久米島紬

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久米島紬は、琉球王朝時代に、租税の代納品として使用されたということもあって、成人になった女性すべてが、織るようになりました。そして、農業を営むかたわら、糸をつくるところから、すべて一貫して、一つ一つ丁寧に作業を行うのが伝統になりました。それゆえ、久米島紬は、その細やかな表面で、ぬくもりを感じさせる着物になっています。また自然の赤土の色合いは、琉球の風土を感じさせられ、美しい物になっています。

2015年12月27日

大脇一心辻が花

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「辻が花染」は、日本の染の原点と言われながら、幻の染めとされるのは、室町・桃山・慶長を最盛期に江戸の初期に突然姿を消し、、その名も起源も不明のまま謎に包まれているからです。
大脇一心は、この「辻が花」の不思議な生い立ちと、独特の魅力に魅せられて、「辻が花」を作っている第一人者です。
繊細な生地に独特な絞りを入れており、縮緬にざっくりとした大胆な構図を墨一色で描かれているのが特徴です。その生地は、しみじみとした風合いを出すために、信州紬を用いているというこだわりようです。
竹の皮で絞った絞りの中に古代の人の色々な思いが込められて、それが形になった、辻が花染の文様を墨で描きこんでいまして、
「辻が花染」の持つ見た目の美しさが素晴らしいのに加え、その着物から漂う、おおらかな表現力とともに、内面的な美しさを染物にまで求めた古代人の美意識の高さが伝わります。

2015年9月24日

野村半平作夏結城

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滅多に市場に出ない貴重な野村半平作の本場夏結城を買い取らせていただきました。
重要無形文化財であり、結城紬のなかでも、夏結城は出まわるのが、少なく、その質も、普通の結城紬を飛び越えて非常に良いものになっています。
使用している糸は、高品質で、軽量であることから、着心地が非常に軽く、装着感が抜群です。この絶妙な軽やかさを演出できるのは、最高技術を有する野村半平をおいて他にはいないといってもいいでしょう。

2015年9月9日