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久米島紬の説明
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久米島紬は、その手法は琉球王国時代にさかのぼります。14世紀頃、南方貿易が盛んなころ、インドからその製織法が伝えられた他、養蚕の技法は、中国から伝わり、島民がそれを元に織物を作り始めました。それが日本の紬の発祥といわれいています。
その後、越前から、養蚕や真綿の製法が新たに伝わり、また薩摩より、織り方と染色の方法も伝えられ、その後飛躍的に発展したとということです。日本国内では、久米島紬が「琉球紬」として名が通り、流通するようになりました。
江戸時代初期から明治時代の時代に入って、ずっと島民は人頭税として紬織物を代納していたため、苦しい生活を余儀なくされていましたが、明治時代の終わりの方で、ようやく無くなり、自分たちの利益になったため、その生産が盛んになりました。

製法は手作業によって行われていて、基本的には一人で、模様を選び、草木染めと泥染めの染付けまで行われていました。島内の養蚕農家から一部原料の糸が供給され、染料はすべて島内のサルトリイバラ(グール)を使い、泥染めなど行いました。

元来、久米島紬の色や柄は色々なものがありましたが、黒や茶色の光沢のある物が基本で
単調なものと変化をしてきたため、それが久米島紬本来のものと勘違いされる人が多くなりました。

この久米島紬の伝承されている製法、技術が認められ、2004年(平成16年)に国の重要無形文化財に指定されたほか、久米島紬保持団体が技術の保存と後継者の育成を行っている団体として、重要無形文化財の保持団体に認定されました。