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出雲絣の説明
k19[1]

出雲絣(いずもがすり)というのは木綿の着物で、安木市の青戸由美恵氏が作ったものを言います。青戸氏は昔の技術をすべて独力で吸収し、素朴で美しい出雲絣を生み出しました。
もともと山陰・山陽地方の絣は、末期の江戸時代に、自由な発想のデザインを織っている久留米絣の「絵絣」や、鳥取の倉吉絣、島根の広瀬絣や弓浜絣の影響を受けながら、独自の柄を生み出してきました。

倉吉や広瀬の工業化された商法絣(買い絣)と違い、農家で、自家用に織られてきた絣が、弓ヶ浜一帯の出雲地方に広がりました。

別名“浜絣”とも名がついている絣は、今ではほとんど消滅し、一部の人が引き継いでいるだけです。その一人が、青戸氏ということです。

他の山陰の絣と違い、経糸緯糸もすべて木綿糸を使用しおり、また綿花の種の蒔きから、糸紡ぎ、図案、藍染め、織り全ての工程を一人の手で行なっているところが、青戸氏の出雲絣の特長です。
 
このような青戸氏の努力により、独特な風合いを持った出雲絣が誕生し、徐々に世間に知れ渡り、認められるようになりました。