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本塩沢の説明
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本塩沢(ほんしおざわ)とは、新潟県南魚沼市(塩沢町は2005年10月1日南魚沼市に 合併し為消滅)で織られている絹織物のことをいいます。
およそ千年以上前より塩沢地方で高級な麻織物「越後上布」が生産されていました。
この麻織物「越後上布」の「シボ」の持ち味を出す技術、技法すなわち越後縮を今から350年前ぐらいの江戸時代の寛文年間の時に絹織物に応用して、絹縮として創られたものが「本塩沢(塩沢お召)」です。
その手法は、横糸に強撚子(きょうねんし)と言って、強い撚りをかけた生糸を用いて、織り上げ、その後湯もみをして作られます。湯もみをすることにより、強撚子が縮みます。それが「シボ」と呼ばれる、独特の風合いを醸し出す絹織物になるということです。

本塩沢は、この湯の中で揉むことによって生み出される「シボ」の独特な味わいと、十字絣(じゅうじがすり)、亀甲絣(きっこうがすり)で成り立つ繊細な絣模様、さらりとした肌触りが、特徴で、上品で煌びやかな絹織物として、今日でも多くの人に親しまれています。
1976年(昭和51年)には経済産業大臣指定伝統的工芸品となっています。

また、江戸時代の明和年間(西暦1764年~71年)に、真綿糸を利用して織られたものが「塩沢紬」で、明治時代に入って、本塩沢を夏物として改良されたものが「夏塩沢」です。
ということで塩沢の織物の生みの親が「越後上布」で、そこから「本塩沢」と「塩沢紬」が生まれ、 更に「夏塩沢」というものに発展していったということです。