本場久米島紬

2014070500001[1]

久米島紬は、琉球王朝時代に、租税の代納品として使用されたということもあって、成人になった女性すべてが、織るようになりました。そして、農業を営むかたわら、糸をつくるところから、すべて一貫して、一つ一つ丁寧に作業を行うのが伝統になりました。それゆえ、久米島紬は、その細やかな表面で、ぬくもりを感じさせる着物になっています。また自然の赤土の色合いは、琉球の風土を感じさせられ、美しい物になっています。

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